南軽出版局について

南軽(なんかる)出版局は、軽便鉄道の魅力を伝え継承するための非営利団体です。このサイトは、訪れる愛好者にとってドリームランドへの秘密の通路・タイムマシーンとなることをめざして運営されています。

南軽~心象鉄道への誘い


昔、東北のあるところに、南部軽便鉄道というものがありました。好ましい鉄道がこの世から消え去ろうとしていた昭和40年代後半に突如として現れ、青少年を迷わせた、伝説の心象鉄道です。

南軽では、菜の花畑の端をオープンデッキの客車を牽くガソリンカーが曲がっていくかと思えば、カタンと腕木信号機が倒れ、その音に驚いたヒバリが数羽飛び去ります。

勾配をあえいで列車がたどり着いた山間のヤードでは、Baldwinがボイラーに夏の日の汗をかいて、ぜいぜい息を吐きながら休憩しています。

ここでは、社長がシトロエン11CVを駆って出勤することも、技師長がどこかの森林鉄道から小さいシェイギヤードを買ってくることも、沢を迂回するため林場線にΩループを連続させることも、可能なのです。

今月の写真

10月の写真その1は、鯎川線助六での作業軌道との出会いと、この軌道の魅力を表現することの難しさをとりあげました。クリックすると「今月の写真」ページが開きます。

「助六 木曽森林鉄道鯎川線」
9月30日発売!

定価2,700 円(税別)

森林鉄道もあと数年の命という時期、木曽谷最後の伐採用軌道が助六に建設されました。大Ωループが斜面を這い、大木橋がそびえ立ち、そこをヒノキの原木を積んだ列車が下る姿を見ることができたのです。
本書では作業線撤去までの3年間に記録された驚くべき光景の中から、最も素晴らしい写真を選りすぐり、作業線と鯎川の魅力を余すところなく描きます。 5t機関車の構造や、大正4年の木曽最初の作業軌道の詳細を紹介するほか、木橋や桟道の写真多数と図解も収録。本文144ページ+付録折りたたみグラフ
こちらをクリックすると内容紹介ページに移動します。

軽便鉄道模型祭講演録「軽便讃歌Ⅷ」
9月30日発売!

定価800 円(税別)

昨年の「第13回 軽便鉄道模型祭」プレイベント「軽便讃歌Ⅷ」での蔵重信隆さん、北市正弘さんの講演を収録。
「追憶の煙~海外へナロー蒸機を追った日々~ 台湾/韓国/インドネシア」は、蔵重さんが何度も訪れた羅東森林鉄道と韓国の水仁線、そしてインドネシアで出会った多数のナロー蒸機を紹介。
「木曽森林鉄道支線の最後を訪ねて」では、1969年から72年まで、計20回も木曽の探索を続けた北市さんの体験と、それを生かしたレイアウト制作の物語が展開されます。A4判 44ページ 中折綴じ。
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『阿里山森林鉄道』が「島秀雄記念優秀著作賞」を受賞!

南軽出版局が制作した『阿里山森林鉄道1966-1968』が、2018年の鉄道友の会「島秀雄記念優秀著作賞」を受賞いたしました。
昨年1年間に発行された単行本の中から選ばれる「単行本部門」での受賞です。

クリックすると、鉄道友の会の該当ページに移動します。

注目のサイト・動画・資料など

このサイトは、失われてしまった過去の情景を仮想空間に再現するだけでなく、世界中の好ましい鉄道の魅力を伝える資料を紹介し、模型製作のためのアイデアや資料探索のお手伝い、実物の保存活動を進めている人たちとの架け橋をつとめたいと思います。
クリックすると、WEB上で見ることのできる動画資料、ナローゲージを中心とする貴重なアーカイブの案内などが表示されます。「この資料がすごい」では、ポーターの販売用カタログを見ることのできるアーカイブを紹介しています。