助六 木曽森林鉄道鯎川線

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『助六 木曽森林鉄道鯎川線』

A4変形判 本文144ページ(折り込み写真・特別付録折りたたみグラフ付き)
定価 2700円(税別)

「助六(すけろく)」とは、木曽の森林鉄道鯎川(うぐいがわ)線の終点にあった停車場の名前ですが、周辺一帯の谷を示す呼称でもあります。 王滝本線の大鹿から分岐して鯎川の険しい渓谷を抜けた助六谷に、昭和48(1973)年になって木曽で最後の作業線がつくられました。 作業線(作業軌道)とは、伐採の必要に応じてつくられる仮設の軌道で、1年から3年ほどで撤去されてしまいます。 その詳細な記録は営林署にも残されないため、多数存在していた作業線の姿は、現場を訪れた者にしか分かりません。
 この最後の作業線には、「助六のダブルΩ」として知られる驚くべき景観を持つ線路があり、また長さが20m以上もある五段の大木橋が存在していました。
 本書は、助六の作業線そして鯎川線の持つ魅力を数々の名シーンで余すところなく示すとともに、森林鉄道の最前線で作業線の果たしていた役割をビジュアルに伝える貴重な記録ともなっています。

写真集「助六 木曽森林鉄道鯎川線」

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