stay home week special 2

「注目のサイト・動画・資料」特別版として、YouTubeにあるおもしろい動画をご紹介。ひまつぶしにご覧ください。期間限定ページ、 2日に1回くらい更新予定

歌になった有名列車

北米には膨大なトレインソングがありますが、特に長距離を走る列車、たとえばCity of New Orleans(シカゴ~ニューオーリンズ間の優等列車)、Panama Limited(同区間の優等列車)、 Midnight Special(セントルイス~シカゴを結ぶ夜行列車)、California Zephyr(シカゴ~サンフランシスコ間の大陸横断列車)、Dixie Flyer(シカゴ~マイアミ間)、 Pan American(シンシナティ~ニューオーリンズ間)などは列車名をタイトルにした歌でも知られています。
 ブルーグラスには機関車の走行音を楽器で表現する Orange Blossom Special のような定番の曲があり、YouTubeにはオーケストラから1人の演奏、巧いのから初心者まで、老若男女による あらゆる動画が転がっています。 また、Wabash Cannonball(セントルイス~デトロイト間)のように歌が先にあって、それが列車名になった例もあります。

上は蒸気時代のパナマ・リミテッド、下はディキシー・フライヤー

「シティ・オブ・ニューオーリンズ」号の動画。1972年にヒットしたアーロウ・ガスリーの バージョンに走行風景を重ねたもの。動画が歌詞に合っているところが秀逸。
ハンク・ウィリアムズが歌うカリフォルニア・ゼファー。 プラス 7分で大陸横断の旅ができる(笑)動画。
「ブルーズの女王」と呼ばれたベッシー・スミスのディキシー・フライヤー・ブルーズに 静止画像を添えたもの。

 ところで本邦では、列車名を付けた歌と言えば「あずさ2号」くらいでしょうか?(笑)

お勧めの演奏(列車は出ません)

パナマ・リミテッド 8:42

南部のブルーズマン、ブッカ・ホワイトの作ですが、フォーク歌手トム・ラッシュによるこれも素晴らしい。

ミッドナイト・スペシャル 3:33

クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのライブ。YouTube にはポール・マッカートニー版もあり。

オレンジ・ブロッサム・スペシャル 5:32

ヴァッサー・クレメンツの演奏。驚異の5分半。

ダグ・カーショウ版 これも凄い! 7:38

ケイジャン(ルイジアナのフランス系住民)スタイルでの演奏。ときおり入る高い音は、左手のあいている指で弦を弾いて 機関車のベルの音を出しているのです。

列車広告のキャラを芸名にした歌手


フィービ・スノウという歌手(2011年に他界)は日本でもわりと有名だと思いますが、彼女の本名はフィービ・アン・ローブ。 ステージでの名は、デラウェア・ラカワナ&ウェスタン鉄道の広告に登場する架空の人物に由来しています。

この鉄道は無煙炭を使用していて、 煤煙が少ないことを宣伝するため純白のドレスを着た女性<Phoebe Snow>をポスターに出していました(右画像)。さしずめ 今の日本の「鉄道むすめ」みたいなもんだったのではないでしょうか。


フィービの歌う サンフランシスコ・ベイ・ブルース。 (ジェシー・フラー作)。彼女は元の歌詞にある「貨物列車に乗って終点まで行こう」という部分を 歌っていないので、これはトレインソングとは言えないのですが、動画にはサンフランシスコの市電が出ます。

入口に戻る  前回